先日、日本の最高気温が41.8℃に更新されました。
今までの常識では考えられない暑さで、電車のレールが曲がったり車内の充電器が爆発したりと想定外の事故も起こっています。
今朝のワイドショーで、窓の「熱割れ」について取り上げられていました。
「熱割れ」とは、窓の表面温度の差が激しいと起こるガラスのひび割れのこと。
特にワイヤー入りガラスに起きやすいと言われていますが、最近は板ガラスでもよく起こるそうです。
一般的な板ガラスは約60℃の温度差で割れると言われています。
熱割れの原因はいくつかあり、
- 屋外の太陽光による温度上昇と屋内での冷房の冷却による温度差
- 室外機の熱風が直接ガラスにあたることによる屋内外の温度差
- ワイヤーの熱伸縮にガラスが耐え切れなくなる
- 遮熱フィルムや飛散防止フィルムを貼ったことによる熱籠り
- ガラスの経年劣化
などが挙げられます。
熱割れを防ぐためにできることは
- 日当たりのいい窓には、直射日光が当たらないようすだれなどを設置
- 室外機の熱風が直接当たらないよう、向き・位置を変える
- 各種フィルムは貼らないようにする(特にワイヤー入りガラス)
- 熱割れに強いガラスに交換する
など。
家の暑さ対策もしっかりとして、大切な家を守りたいですね。