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沙羅双樹のホントのこと。

2024/06/07(金) 日々のことあんぱん

この時期に咲く「沙羅双樹」

平家物語にも冒頭で出てくるので有名な樹です。

花は白くて清らかな佇まいが美しく、盛りを過ぎると首からポトリと落ちる様子も儚げ。

透明感のあるグリーンに白い花弁と黄色の雄蕊のコントラスト、見ていると癒されます。

 

ところで「沙羅双樹」ってホントの木の名前じゃないんですって。

そもそも「沙羅双樹」というのは「サラノキ(シャラノキ)」が2本並び立っているので「沙羅双樹」なのだそう。

では本当は何という樹なのでしょうか。

 

答えは「夏椿」。

インドから仏教の故事が伝聞された時、日本には「サラノキ」がなく、イメージだけで勝手に「サラノキ」にされてしまったという説も。

本当のサラノキはこちら↓

写真/髙橋 修

出典:山と渓谷オンライン 2019/5/15

本当のサラノキはネパール南部からインド北部に自生し、花の時期は甘い香りがするそうです。


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