住宅ローンの「金利」とは?いろいろな「金利」の違いをわかりやすく解説

2026.6.18

住宅ローン金利の解説

住宅ローンを調べていると、「〇〇金利」という単語がたくさん出てきますよね。

よく耳にする「固定金利」や「変動金利」のほか、「基準金利」「店頭金利」「適用金利」なども。

それぞれがどんな意味なのか、何を示しているのかわからないと理解が難しく、本当に自分に合った住宅ローンを選ぶのは難しいかもしれません。

今回はそんな「金利」の違いについてお話します。

住宅ローン金利の基礎知識

まずは、金利の仕組みを理解するための基本的な用語について。

どの数字が実際の返済額に影響するのか、その構造を知っておきましょう。

そもそも金利とは?

住宅ローンの金利とは、簡単に言えば「お金を借りるための利用料」です。

例えば3,000万円を借りる場合、元金の3,000万円だけではなく、借りている期間に応じて利息も支払います。

その利息を計算するための割合が「金利」です。

住宅ローンは借入額が大きく、返済期間も長いため、わずか0.1%の違いでも総返済額にすると数十万円から数百万円の差になることがあります。

だからこそ、金利について理解しておくことが大切なのです。

基準金利とは?

基準金利とは、金融機関が設定している住宅ローンの元となる金利のことです。

「店頭金利」や「店頭表示金利」とも言われ、日銀の政策金利や国債などの長期金利を基に設定されています。

基準金利が3.0%だったとしても、実際にそのまま借りるケースはほとんどなく、優遇金利を差し引いた利率が適用されます。

基準金利は「金利計算のスタート地点」と考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

優遇金利とは?

優遇金利とは、基準金利から差し引かれる金利のことです。

優遇金利は最大率で書かれていることが多く、実際にはそれより低い優遇率もあり得ます。

実際の優遇率は人それぞれで、審査によってその人の優遇率が決まります。

自分が最大の優遇率を付けてもらえるかどうかはわかりませんので、注意が必要です。

適用金利とは?

適用金利とは、実際に住宅ローンの返済計算に使用される金利のことです。

住宅ローンを比較する際に、最も注目すべき金利と言ってもよいでしょう。

冒頭の住宅ローンの広告例で、一番目立つ大きな文字で「0.95%」「0.35%」と表示されている数字が適用金利です。

しかし、これも一番低い適用金利であって、自分自身がこの利率に該当するとは限りません。

適用金利の算出イメージ

!複数の金融機関で比較しよう

住宅ローンを比較するときに「基準金利が低い銀行」と「適用金利が低い銀行」が同じとは限りません。

さらに銀行によって優遇率も違ったりします。

自分の適用金利が一番低い銀行がどこなのかは、実際に事前審査してもらわないと分かりません。

住宅ローンを選ぶときは、複数の金融機関で比較してから最適なものを選びましょう。

 

実質金利とは?

実質金利とは、住宅ローンの金利だけではなく、各種手数料や保証料なども含めて考えた実際の負担率のことです。

・金利は低いが手数料が高い
・金利は少し高いが諸費用が安い

というケースがあります。

そのため単純に金利だけを見るのではなく、借入時にかかる費用も含めた総支払額で比較することが重要です。

しかし実質金利と適用金利の総支払額を比較すると、多くは実質金利の方が高くなります。

弊社としては手数料や諸費用は手元のお金で準備して、適用金利での借り入れをおすすめしています。

住宅ローンの金利タイプ

住宅ローンで良く耳にする「固定金利」や「変動金利」。

同じ「金利」でも、住宅ローン返済中の金利見直しについての選択肢になります。

固定金利とは?

固定金利とは、借入時に決まった金利が一定期間または返済終了まで変わらない金利タイプです。

返済終了まで金利が変わらない「全期間固定金利」や、10年固定・20年固定などの「固定期間選択型」があります。

固定金利のメリットは、将来の返済額が確定すること

一方で、変動金利に比べて金利が高めに設定されています。

「将来の金利上昇リスクを避けたい」「家計管理をしやすくしたい」という方に向いている選択肢と言えるでしょう。

変動金利とは?

変動金利は、市場金利の動きに合わせて金利が変わるタイプです。

一般的には半年ごとに金利の見直しが行われます。

変動金利の最大の魅力は固定金利よりも金利が低いこと。

しかし、今後の経済状況によって負担が大きくなる可能性があるため、金利上昇リスクも理解したうえで選ぶことが大切です。

金利はどの日の数字が適用されるの?

財形住宅融資とフラット35・民間の金融機関では適用時期が違います。

財形住宅融資

「申し込み時金利」が適用されるため、申し込んだ日の金利から変わりません。

フラット35・民間の金融機関

「申し込み時金利」ではなく融資実行日となった日の金利(「引き渡し時金利」)が適用されます。

フラット35・民間の金融機関の場合、申し込みから家の引渡しまでに数か月から1年程度の期間があります。

「引き渡し時金利」は、「申し込み時金利」から変動することもあります。

住宅ローンをフラット35・民間の金融機関で借り入れる場合は、金利適用時には申し込み時より金利が上昇する可能性もあるので注意しましょう。

 

「金利」の違いを知ることは、住宅ローン選びの第一歩

住宅ローンには「固定金利」「変動金利」「基準金利」「適用金利」など、同じ「金利」と付く言葉がたくさんあり、分かりにくいですね。

まずはそれぞれの意味を理解し、どの数字が実際の返済に影響するのかを把握することが、住宅ローン選びの第一歩です。

また、必ずしも「一番低い金利が正解」とは限りません。

朝日ホームではライフプランや収入状況、ご家族構成などからお客様に合った住宅ローンのご提案もできます。

お気軽にご相談ください。

 


 

 

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